旬の便り
「前へまえへ」
満開の桜が空を華やかに彩るころ
きまって雨が降ります。
そしてハラハラ花びらが散るのを見ては
ああ、、と口惜しく思う。
でもこのはかなさこそが
日本人の愛するところなのでしょうね。
こうしてひと雨ごとに風が暖かくなると同時に
木々はどんどん姿を変えます。
我が家の小さな庭にはミカンとビワの木があるのですが、
これが夏の間に好き放題に伸びてしまうので
秋には思いっきりバッサリと枝を落とすのです。
それがこの時期になると
ニョキニョキとものすごい勢いで芽を出しはじめます。
ひと雨ごとにニョキニョキ、ニョキニョキ…
それはもう笑ってしまうくらいのスピードで
増えて、伸びるのです。
雨の日の翌朝、カーテンを開けると
また少し大きくなったやわらかな緑が
陽のひかりにキラキラと眩しく見えました。
切っても切ってもグングン伸びるその姿は
健気、というよりとても力強く、
圧倒されてしまいます。
当たり前のことだけど
後ろに戻ることはなく、ただ前へまえへ。
春になると何かをはじめたくなるのは
人間も自然の一部だからかもしれませんね。
今年は立派なグリーンカーテンを作るべく
そろそろゴーヤの種を蒔こうかしら、と思っています。
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確かに春になると何かに挑戦したくなりますね。それは自然界の営みに影響されているのかもしれませんね。『穀雨』とてもいい言葉ですね。雨に対する見方、感じ方が違ってきました。
(八丁みそっ子さん / 2011.4.25)
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私は趣味でサッマイモを作っています孫や兄弟の孫などに自分で掘って行くようにしています 皆が喜ぶ顔が良いですそのために作っています
(ありませんさん / 2011.4.25)
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穀雨ということばにほとんどなじみがありませんでした。しかし稲作の日本ならではの風情あることばだと思います。こういうことばは日常に使うと言うよりも一言見て頷く。または句にして読んで使うのかなと思います。
(思議さん / 2011.4.25)
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我家の畑でサヤエンドウが収穫できました。緑がみょうにまぶしいです・・・
(新緑の季節さん / 2011.4.26)
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3日前にゴーヤの種を植えました。まだ、芽がでていませんが、楽しみです。
(まあぴーさん / 2011.4.26)
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4月25日我が菜園では除草も終わり耕作も半分、種まきに忙しい一日でした。賀茂ナス・ピーマン・唐辛子・ゴーヤ・かぼちゃ・八つ頭・大和芋ets
(こさん / 2011.4.26)