3 March 2019

ブーケ

色とりどりの花を集めた花束、「ブーケ」。フランス語で、もともとは結婚式の花束の意味が強かったようです。そこから転じて、直接的な「花束」のほかに、様々な花やワインなどの「芳香」、さらには「とっておき」という意味も。別れと出会いの季節、たくさんの「とっておき」と巡り会えますように。

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人生の節目に添える「花」を上手に贈る 人生の節目に添える「花」を上手に贈る

新しい季節の訪れとともに、
さまざまな変化が訪れる、春。
異動や引っ越し、卒入学や就職など、
お祝いのシーンもたくさんあります。
そんなとき、贈りたいのが花のギフト。

「お花を贈るシーンが増えるこれからは、
一年のうちで一番たくさんの種類が
店頭に並ぶ季節でもあります」

とお話ししてくださったのは、フローリストの佐々木久満さん。
雑誌での連載やセミナーなどの講師もしながら、
地域に根付いたフラワーショップを営んでいます。

「誰かのためのギフト花をつくることは
とてもうれしい仕事です。
人生の節目の大切な瞬間に、
文字通り、“花”を添える仕事ですから」(佐々木さん)

今回は、そんな花のプロに、大切な人や大事なシーンに贈る
花の選び方のコツを教えてもらいます。

大切な人に花を贈る 大切な人に花を贈る

1.店頭をチェックしていいフラワーショップを見きわめる 1.店頭をチェックしていいフラワーショップを見きわめる

すてきなギフト花を贈るためには、まず
すてきな花屋さんを見つけなくてはなりません。
最近はエキナカにもフラワーショップが入っていて、
出かけるついでにも花を買うことができますが……

「そういったエキナカの花屋さんのメリットは、
できあいのブーケが種類豊富に用意されていて、
選べてかつクイックに買えること。
一方、マチナカの花屋さんのメリットは、
しっかりコミュニケーションした上で、
ご要望に合わせてカスタマイズしてくれるということです」

それぞれの特徴を知っておけば、
場に応じて使い分けることもできますね。
そして、どちらのタイプの店で買うにしても、
「店頭の風景が定期的に変わっているかどうか」
が良いフラワーショップの印だと、佐々木さん。

「それはつまり、つねに旬の花が入ってきていて、
商品がどんどん回転しているということ。
気になる花屋さんがあれば店頭の様子を観察してみてください」

また、店頭のサービスブーケの状態をチェックするのも有効だそう。
「サービスブーケの花が、咲ききった“見切り品”でなく、
新鮮なつぼみの状態の花も入っているならば、
その店は、良心的でお客様ファーストな店なんだな、
と考えて良いと思いますよ」

2.どんなシーンにどんなスタイルの花がいいかを知っておく 2.どんなシーンにどんなスタイルの花がいいかを知っておく

さて、ギフト花というと、花束をはじめとして、
ブーケやアレンジメントもあります。
それぞれに予算も異なりますが、
なにより、似合うシーンが違うんだそう。
「まず、アレンジメントは、花瓶なしでそのまま飾れるので
相手やシーンを選ばず贈れる万能選手です。
ただ、カゴなど花器代がかかるのでちょっと値が張ります。
花束は、茎を長いままつくるので大きく見栄えがします。
人前で贈呈するシーンなどがよく似合いますね」

なるほど、どちらもギフト花の本格派、という感じです。
もう少し気軽な雰囲気で……というと?
「ブーケがよいでしょう。丈を短めにつくるので、
そのままコップなどに生けても様になります。
そんなカジュアルさが、贈る方にも贈られる方にも魅力です。
また、電車などで持ち歩くようであれば、
袋にも入って持ちやすいのでブーケがおすすめです」

小さめの気軽なブーケといえば、店頭のサービスブーケもあります。
1000円前後のプチプライスなものも並んでいますが、
これをギフトにしてもよいのでしょうか?
「もちろんOKです。たとえば
プレゼントに小さな花を添えたい、とか
ちょっとした手土産に、という場合には良いでしょう。
サービス花で包装のない場合は、ご自身で、
クラフト紙でくるんで、麻ひもでぎゅっとしばるだけで、
ぐっとおしゃれな印象になりますよ」

3.贈る相手のイメージを伝えたらプロにお任せする 3.贈る相手のイメージを伝えたらプロにお任せする

なるほど、ちょっとの一手間で、
ギフトらしく整えられるわけですね。
それもいいアイデアけど、せっかくだからオーダーしよう!
……と思い立ったら、いったい何を伝えればよいのでしょうか?

「まずはご予算をお知らせください!
ご予算は1000円くらいからでもオーダー可能です。
あとは、どういう目的で誰に贈る花なのかということ。
ご注意いただきたいのが、ご自身の好みと、
贈る相手の好みの違いです。

たとえば、世代による好きな色味の違いが挙げられます。
シックな色は30~40代の大人世代に好まれますが、
シニア世代にはもう少し鮮やかなキレイ色が人気です。
ですので、母の日のギフトにご自身で気に入った
ベージュ系ピンクのカーネーションを贈った場合、
お母様には『地味ね』と思われてしまうということもあり得るんです。
ですので、そういった贈るシーンや誰宛かを伺って、
アドバイスをさせていただいたりもします」

そしてもうひとつ、
贈る相手の印象を伝えることが、とても大切だと言います。

「フローリストは、美容師と同じく
コミュニケーションを通じて表現するのが仕事です。
贈る相手の方の好きな色やよく着ている服の色、また、
雰囲気はどんなふうか……アクティブな印象
おっとりしている、凛としている……のように、
ご自身が贈る相手にどんな印象を持っているのかを伺いながら、
花のデザインを考えていきます」

最後に、もし加えて欲しい花が具体的にあればそれを伝えて、
あとはプロにおまかせ! というのが正解。
というのは、こだわりすぎて花を1本ずつ自分で選ぶと、
割高になってしまうことが多いからだそう。
「レストランで『シェフのおまかせメニュー』がお得でおいしいように、
花のオーダーにも“おまかせ”にしていただければ、
きっと値段以上のギフト花をつくってくれますよ」

行きつけの花屋をつくってもっと愉しく花を贈る 行きつけの花屋をつくってもっと愉しく花を贈る

美容師のようにコミュニケーションの中から
要望を聞き出し好みを把握し、
シェフのように旬のものを新鮮なうちに提供する
フローリストというプロフェッショナル。
身の回りの大切な人の節目をお祝いするときの、
いわばパートナーです。

「ですから、何なりと聞いて、相談してください。
そうやってつくった花の贈り物を、
『先日のお花、すごく喜んでもらえました!』と
贈り主の方から報告いただけた時は、
本当にうれしいものです」

贈る人にとっても、相手のことをじっくりと考えながら、
それを花に表現してもらうという時間はとても幸福な時間。
もらう人も、あげる人も、つくる人もみんながうれしい、
ギフトの花、ぜひ大切な方に贈ってください。

佐々木久満 HISAMITSU SASAKI

数多い日本国内の花店のなかでも特に、産地や新品種に精通するフローリストとして活躍。東京・二子玉川にある『メゾンフルーリ』本店のほか、長野県松本市でもフラワーショップを営んでいる。いずれも珍しい品種の花が揃うのはもちろん、季節感を重視し、地域いちばんを目指しているというサービスを追求している。

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スガハラガラス「フラワーベース2種」

フラワーベースは、すてきな花の贈り物を
くらしの中に飾るために欠かせません。
「僕も長くおつきあいさせていただいている
信頼のメーカーです」(佐々木さん)
というスガハラガラスのフラワーベースは、
ハンドメイドならではのフォルムで、
花々を優美に演出します。
今回のプレゼントは、
シンプルながらガラスの透明感が美しいクリアーなものと、
柔らかなねじれ感が独特な色ガラス(インディゴブルー)の
2タイプをセットで。ぜひご応募ください!

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