6 June 2018

お弁当

古代中国の言葉で「好都合」や「便利なもの」を意味する言葉であったのを、日本人が外出時に携帯する食事の呼び名に当てたのが、「弁当」のはじまりだとか。味はもちろん、彩りや栄養、持ちのよさなど工夫をこらしたお弁当は、便利なだけでなく、お出かけをひと味もふた味も愉しくしてくれます。

金麦スタイル 毎日を、もっと楽しく、心地よく。

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ふたを開けた時に心躍るようなお弁当 ふたを開けた時に心躍るようなお弁当

色とりどりのおかずが詰まった王道のお弁当から、
キャラ弁、最近ではおかず1品でつくる地味弁まで、
お弁当はそれぞれの工夫やこだわりが込められ、
つくる人の数だけバリエーションがあります。

「私が普段お弁当をつくらせてもらう時には、
見た目にも味にも、季節を感じていただけるよう心がけています。
小さな箱庭をつくる、そんな感覚なんです。

毎日のお弁当となると、なるべく簡単につくりたいし、
でもふたを開けた時に、心躍るような工夫ができるといいですよね」

と、料理家の遠藤千恵さん。雑誌や広告で活躍するほか、
イベントやパーティの料理を手がけたりされています。
それらの活動の中で、遠藤さんがよくつくっているのがお弁当です。
そんな目にも舌にもおいしいプロのお弁当の技の中から、
今回はいつものお弁当が
ぐっとおいしく愉しくなるヒントを教えてもらいます。

見て食べてもっとおいしいお弁当3か条 見て食べてもっとおいしいお弁当3か条

1.おかずは混ざってもおいしいから仕切りはいらない 1.おかずは混ざってもおいしいから仕切りはいらない

お弁当といえばアルミやシリコンのカップ、ワックスペーパーなどを使って、
おかずを「仕切る」ことが多いけれど「仕切りはなくてOK!」と遠藤さん。

「お弁当には、いろんな味付けいろんな食感の
おかずを詰めるようにしています。
もちろんおかずひとつひとつもおいしいですが、
実はそれらが重なり合い味が混ざってもおいしいんですよ」

その発想のきっかけは、10年以上前の沖縄旅行だそう。

「小さなスーパーで買ったお弁当がおいしくて。
それは、仕切りを使わずいろんなおかずが入ったものでした。
お弁当のおかずって味が混ざってもOKという前提でいいんだ!と
気づかされたんです」

なるほど仕切りを使わなければ、洗い物もゴミも減ります。
そして、お弁当のおいしさも2倍3倍になる。

ところで、これは混ざるとイマイチという味はないんでしょうか?

「果物などのデザートとしょっぱいものが混ざると
さすがに……ですが、それ以外、お醤油味、塩味、
ちょっとスパイシー、ケチャップに甘辛など、
たいていのおかずは、味が多少重なってもおいしいものですよ」

2.ワントーン弁当は味も見た目もグラデをつくる 2.ワントーン弁当は味も見た目もグラデをつくる

最近SNSでは、彩り豊かなお弁当の一方
茶色一色のお弁当もよく見かけます。
やっぱり茶色いおかずはご飯にもよくあうし、
見た目は地味でもおいしいもの。

「そんなワントーン弁当は、ちょっとの工夫で
見た目もぐっとステキになりますよ」
と遠藤さん。そのポイントは、グラデーション、です。

「春の山菜のシーズンによく緑のお弁当をつくるのですが、
そういうワントーンのお弁当の時は、
おかずの色の濃淡を意識してグラデーションにします。
色はもちろん、味にも濃淡をつくると、
重なり合った部分の味が変化していくつもの味を愉しめます。
茶色いおかずのワントーン弁当の時も、
色と味のグラデーションをつくると見た目も味もぐっとアップします」

とつくっていただいた茶色のワントーン弁当は、
なるほど茶色一色ではありますが、濃淡のグラデがおしゃれ!
そして、どの部分を食べても味や食感に変化があっておいしい!

「今回の茶色いおかずは、きんぴら、牛肉のしぐれ煮、
切り干し大根煮と干しいたけ煮。どれも王道の常備菜ですから、
つくり置きおかずでささっとつくれるのも魅力です」

3.ご飯はもっと自由に詰める 3.ご飯はもっと自由に詰める

ところで、お弁当をつくる時、
無意識にご飯を左右どちらか半分に詰めていませんか?

SNSでお弁当の画像を検索してみても、
左(ないし右)にご飯、右(ないし左)におかず
という詰め方が定番です。

「そんなご飯の詰め方をもっと自由に考えると、
見た目に変化がつくれます。
たとえば、斜めにご飯を詰めるとシャープな印象になります。
これは、魚など長いおかずを詰めたいときにもいいです。
お弁当箱を横にして手前半分にご飯を詰め、
残りの細長いスペースにおかずを詰めていくのも良いですよ」

ご飯の詰め方でお弁当箱の中のレイアウトは大きく変わります。
定番を変えてみると、新しいお弁当のスタイルが見つかるのです。

手間をかけなくてもいつもとちょっと違うお弁当に 手間をかけなくてもいつもとちょっと違うお弁当に

お弁当づくり、ものすごくがんばらなくても、
いつもとはちょっと違う考え方を取り入れるだけで、
蓋を開けた時の「ステキ!」がつくれるのですね。

「たまにつくるお弁当ならがんばれますが、
毎日のお弁当はなるべく手軽に仕上げたい。
だから味付け卵やきんぴらなど、つくり置きおかずでラクしながら、
詰める時のちょっとした工夫で、
いつもと違うおいしさや愉しさを
表現いただけるといいなと思います」

遠藤 千恵 CHIE ENDO

1974年東京都生まれ。料理家。国際線客室乗務員として勤務したのち料理の道へ。都内数店でシェフとして料理をした後に独立。現在は自然豊かな神奈川にて畑に携わりながら、四季折々のおいしさ、美しさを活かした出張料理、メニュー制作を行っている。

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「曲げわっぱのお弁当箱2種」

伝統工芸に指定されている秋田大館の曲げわっぱ。
無塗装の天然秋田杉を使った曲げわっぱのお弁当箱は、
天然の木目や風合いが見た目に美しいだけでなく、
通気性がよくお弁当をおいしく保ちます。

「杉の香りがほんとに気持ちいいです。
そして、この円形と横長の形のお弁当箱は、
何気なく詰めても様になって、使いやすいですね」

と、遠藤さんもすっかり魅了されたこのお弁当箱を、
2種セットでプレゼントします。
※サイズ:(手の平弁当箱)容量約650ml、(丸弁当箱)容量約700ml

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