9 September 2017

家庭菜園

実りの季節、今年はおうちで野菜づくりを愉しみませんか。お財布にもやさしいうえ、自分で育てた野菜がテーブルを彩ると、なんだか嬉しいものです。まずはプランターと土を揃え、ラディッシュやベビーリーフなど育てやすい野菜から始めるのがおすすめ。思いのほか、すぐに収穫できます。

金麦スタイル 毎日を、もっと楽しく、心地よく。

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金麦と自家栽培の野菜を味わう 秋から始めるプランター菜園 金麦と自家栽培の野菜を味わう 秋から始めるプランター菜園

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初心者でも秋からなら気軽に始められる 初心者でも秋からなら気軽に始められる

あこがれの自家製野菜。
興味があってもなかなか
始められなかった人も、
やってみたけどうまくいかなかった人も、
秋からなら、うまくいきそうです。

「秋からは日が短くなり、生育がゆっくりになります。
春夏のように、ちょっと目を離しているすきに
育ち過ぎて食べられなくなった、ということも少なくなります。
日差しも和らぐので、水やりも1日1回で大丈夫でしょう。
忙しい人も始めやすいかもしれませんね」
と、今回、野菜づくりのコツを教えてくれるのは藤田智さん。
大学で教鞭をとる傍ら、様々なメディアで
家庭菜園の愉しみを伝えています。

秋から始めるなら、白菜やキャベツ、小松菜や春菊、
ほうれん草などの葉物野菜、そしてカブや大根などがおすすめ。
「大根や春菊、白菜は、寒くなりすぎると生育しにくくなるので
9月の半ばくらいまでには植えましょう。
ほうれん草やカブ、 小松菜などはもう少し遅くても大丈夫です」
それではさっそく、小さなお庭やベランダでもきちんと育てられる
プランターでの野菜づくり、始めてみましょう。

秋から始めるプランター菜園 3か条 秋から始めるプランター菜園 3か条

1.よい苗を見極め、株間をあけること 1.よい苗を見極め、株間をあけること

「白菜やキャベツ、レタスなどは種から育てると時間がかかるので、
苗から植えましょう。まず大事なのは良い苗を選ぶことです」

藤田さんによると、良い苗を見極めるポイントは3つ。
「本葉は4~6枚くらい」 ……これ以上本葉が出ていると育ちすぎ。
 「葉に穴が空いてなく、色鮮やかなこと」 ……病気や虫のない証拠。
「根っこが白くみずみずしいこと」 ……鮮度が良く元気な証拠。

良い苗を手に入れたら、15cm~25cmくらい間をあけて植え付けます。
種の場合、最初に気をつけることは袋の下を開けること!
(切り口も下にあります)
袋上部には品種名が書かれているので、切り取ってしまうと、
なんだったかわからなくなってしまうこともあるからです。
あとは、袋の裏側に書かれている通りに蒔けば OK。

「大事なのは間引きです。
たとえば、ほうれん草は1cm間隔くらいで種を蒔き、
7~10日で本葉が出てきたら、
大きく育っている株を残すようにして、
3~4cm間隔になるように間引きします。
しっかりと株間が取れていないと、生育が悪くなり、
大根などはまっすぐに育たないのです」

あとは、健やかに育つように見守り、
毎日の水やりや1~2週に一度程度の追肥をしましょう。

2.害虫から野菜を守るための選択肢 2.害虫から野菜を守るための選択肢

さて、家庭菜園を始めるときに、
一番気になるのはやはり虫の害ではないでしょうか。
「虫の害から野菜たちを守るには、
植えたらすぐにネットをかぶせて虫がつかないようにすること。
これだけで虫の害はずいぶん防げます」

それでも虫がついてしまったら、農薬の力を借りるしかありません。
でも、せっかく自家栽培の野菜ですから、無農薬で育てたい……。
「そういう方には、人体には害がないと言われている
天然成分や自然成分由来の農薬を使う
という手段があります。
アブラムシなどには水飴の成分を使った農薬が効きますし、
秋以降でもまだまだ出る青虫には納豆菌の仲間である
BT菌の溶液が効きます。農薬というと抵抗がある人も、
こういった選択肢があるということを知っておくと、
家庭菜園に取り組みやすくなるかもしれませんね」

3.収穫後は土を再生して次の野菜を育てる 3.収穫後は土を再生して次の野菜を育てる

収穫の際は、食べごろに
なったものを
まとめて
収穫するだけでなく、
葉物は食べる分だけ収穫していれば、
11月ごろまで育つので継続的に愉しめます。
問題は、収穫したあとのプランター。
「植物を育て終わった後の土は栄養分がなくなっているので、
そのままでは使えませんが、
再生すればまた野菜を育てることができます」

そこで、藤田さんに土を再生する方法を教えてもらいました。
まず、土から大きな根や石を取り除き、透明ビニール袋に入れます。
次に、そこに土の量の10%程度 (プランター1つに2~3つかみ)の
米ぬかか油かすを混ぜ、全体にしっとりするくらいの水を加えます。
あとは、しっかり封じて1ヶ月ほど日に当てておくだけ。
「こうしておくと袋の中で米ぬかが発酵し、
植物の生育に必要なチッ素などが十分に発生します。
また、太陽の熱と発酵により温度が上がるので、消毒にもなります」
これまでにガーデニングや家庭菜園に挑戦したけど、
ベランダに土の入ったプランターを放置しっぱなし……
という人は、早速やってみてください!

めぐる季節に合わせて、野菜づくりを愉しむ めぐる季節に合わせて、野菜づくりを愉しむ

春菊、大根、小松菜、ほうれん草、白菜など、
この季節から植えるのに適した野菜のラインナップは、
鍋料理にぴったりなものばかり。
「ちょうど収穫するころには鍋料理の季節にもなりますから、
自分で育てた野菜での鍋パーティを目標に、
がんばってみてください!
また、収穫後に土を再生させたら、
今度はイチゴやそら豆、えんどう豆など、
秋の終わりから植えて冬越えさせる野菜を植えてはどうでしょう?
野菜を育てながら季節をめぐる愉しさを、
ぜひ味わってほしいですね」

藤田智 SATOSHI FUJITA

1959年秋田県生まれ。宮沢賢治に憧れて、岩手大学農学部、同大学院に学ぶ。現在は、恵泉女学園大学 人間社会学部教授として、学生に野菜園芸と環境や、農業と食についてなど、園芸を通じた人間社会学を指導している。その一方で、テレビや雑誌で、多くの人に野菜づくりの愉しさを伝えている。著書に『菜園から愛をこめて 野菜づくりにチャレンジしませんか?』(清流出版)『藤田智の野菜づくり大全』(NHK出版)など。

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「土いじりが愉しくなる家庭菜園スターターセット」

新しいことに挑戦するときは、
お気に入りの道具を揃えたいもの。
そこで今回は、家庭菜園を始めよう!
という人におすすめの、
基本的なツールを組み合わせました。

「道具はこだわりすぎなくて良いと思いますが、
気に入ったものがあれば、作業も愉しくなりますね」
 (藤田さん)

ガーデニングツールを扱う「季の庭」さんから、
見た目にもステキなアイテムを揃えました。

ぜひご応募ください!

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