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いくら

そもそもは「魚卵」という意味のロシア語から名付けられたといういくら。旬の秋鮭からとったいくらは、すぐにしょうゆ漬けなどに加工され、1年をとおして食卓に並びますが、穫れたてのいくらを味わえるのは今だけ。まろやかな甘味とプチプチと弾ける食感で、薄味に漬けても生臭くなくおいしいものです。お寿司屋さんなどで見つけたら、旬の味をぜひ。

「帆立てといくらの
レモン風味」

「帆立てといくらのレモン風味」

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新鮮ないくらを
味わえる季節に
なりました。

「父のいくら」

実家に住んでいたころのこと。
いつになくソワソワしながらビニール袋を手に、
散歩から帰ってきた父が
ハナウタまじりで台所へ直行します。

「ジャーン!おいしそうだろう」
父が誇らしげにかかげたのは
お行儀よく2房並んでパックに収まった筋子。

ぷっくりした粒がテカテカと光る姿に
家族はひざを打ちます。
今年もこの時期がやってきたか、と。
父の大好物、いくらの醤油漬けの季節です。

いそいそとボールに水をはり、
丁寧に筋子をほぐし始める父は
まるで大切な実験をする研究者のよう。

卵をつぶさないよう、やさしい手つきで
ホロホロと紅い粒を
水のなかに落としていきます。

そして味を整え、冷蔵庫にしまってからも
落ち着かない様子。

ゼリーが固まるのを待ちきれない子どものように
「もういいよなぁ。
ホントは一晩置いたほうが美味しいけど…」
とひとりごちてはつまみぐい。

つられて私もつまんでみると、
歯にあたるかあたらないかで
プツンとはじけるこの喜び…。
ふわりと甘みがひろがりました。

思わずもういちど手を伸ばそうとすると
今度は目の前でフタをぴしゃりと閉じる父。
「これはまだ未完成。あとは明日のお楽しみ!」

なんでも甘めの父ですが
いくらには一家言アリ。

今年も父が丹精した紅い粒々が
娘の家に届く日も近そうです。

金麦スタイル 旬の便り

10月12日(金)

平澤 まりこ

文・平澤 まりこ

プロフィール

帆立てといくらのレモン風味

◎材料(8個分)

帆立て貝柱(刺し身用)
4個
いくらの塩漬け
大さじ3(約50g)
きゅうりの薄い輪切り
8枚
レモン(国産)の薄い輪切り
1枚
あれば飾り用のディル
適宜

帆立てといくらのレモン風味

新鮮な魚介のおいしさをストレートに味わう、
のせるだけのスピードおつまみ。

◎作り方


帆立ては厚みを半分に切る。レモンは8等分に切る。


帆立て1切れに、きゅうりとレモンを順に1切れずつのせる。さらにいくらを1/8量ずつのせ、あればディルを飾る。

[撮影:尾田 学 料理:武蔵 裕子 作品提供/オレンジページフォト]

 
  • いくらのしょうゆ漬けとホタテで十分なのに、レモンを加えて食するなんてアクセントを入れた1品になりますね。

    (トニーちゃんさん / 2012.10.12)

  • これだと、すぐに手に入る食材なので早速作って見ます。普段食べてるホタテとは見た目も素敵。旦那さんも喜びそう。

    (のんのんさん / 2012.10.12)

  • これはおいしそう!いかにもアルコールが進みそうですね!

    (短矩亭さん / 2012.10.12)

  • 暇な時間がある。でも暇とは贅沢な時間でもあると思う。贅沢な時間をいつもよりゆっくり食し、なんだか大人になった味を知った気がします。

    (わんださん / 2012.10.12)

  • 味もおいしそうですが、見た目もきれいですね。ホタテに乗せるのがおしゃれです!

    (あねまさん / 2012.10.12)

  • とても上品で見た目もすばらしい。旬の季節感が心に響く食材、早速作りたくなりました。

    (ハンセンさん / 2012.10.12)

  • 生筋子は我が家でも季節を感じる食材の一つです。初めて作った時は要領が分からず、卵がほぐれず大変な作業でした。出来上がって食べてみると、やっぱり一手間かけたものはやはり美味しく病みつきになりました。今では楽にほぐす事が出来るようになり、これを機に秋の食卓になります。

    (ヌテラさん / 2012.10.12)

  • 塩漬けのイクラの塩とホタテの貝柱に含まれる塩分だけで味がするなんて信じられません!!レモンの味が勝ったら、塩味はするのでしょうか?かなり、おいしいでしょうけど!!

    (天才サザエボンさん / 2012.10.12)

  • どちらも大好き。食べたい。

    (くおんさん / 2012.10.12)

  • 同じ魚卵でも、親である魚の腹の中では「真子」と呼ばれますが、鮭の子は(卵)は筋子、そしていくら、と呼び名が異なりますね。それだけ特別な食べ物という意識が働いているのかもしれません。そんなことより、今度の休みに魚屋に行って自分でいくらを品定めしましょうか。

    (ケロコロさん / 2012.10.12)

  • 今が旬で、わが家でも夫が大好物。先日も生いくらを購入してきて、醤油漬けに今年初めてのプチプチ感を楽しみました。

    (たかくら3さん / 2012.10.12)

  • 食の想い出は、とりとめなく湧き出しますよね。私も岩手の漁港工事でのことを。当時、浜を掘削した関係で琥珀が産出し、小遣いになるので皆が拾い集め出してまい、工事が捗らなかったり、お隣のサケ孵化場から山のようなイクラを頂いたりと、震災のこともあり強く思い出しました。

    (なかよしさん / 2012.10.12)

  • 秋は金麦が最高。

    (サンタさん / 2012.10.12)

  • 帆立といくらのレモン風味・・・これはお正月に作ることに決定です。冷凍の帆立を毎年買うので、レパートリーが増えました。お洒落で急なお客様にもよろこばれそうです♪

    (chokomamaさん / 2012.10.12)

  • 今年は鮭が不漁で、イクラも例年よりお高めですが、こんな美味しそうなの目にしたら、やっぱり食べたい。

    (2929nさん / 2012.10.13)

  • 私も毎年スーパーに生筋子が出るのを楽しみにしています。丁寧に卵が外せると、とても嬉しい気持ちになり、食べる楽しみが増えます。いくら嫌いの夫も美味しいと言っては、箸が進みます。

    (こうちゃんさん / 2012.10.13)

  • いくらは筋子を自分で味付けするのがいちばん。

    (酔いどれ親父さん / 2012.10.13)

  • 好きな物どうしの組み合わせで、かんたんでおいしいです。

    (ちかこばあばさん / 2012.10.14)

  • イクラは大好きですがコレステロールが心配。ホタテやレモンを共に食べれば沢山でなくても楽しめていいですね。来客のもてなしに作ってみます。

    (メメさんさん / 2012.10.14)

  • 旨そう、これなら料理下手な奥様(家内)でも出来るだろう。

    (さいちゃんさん / 2012.10.15)

  • 「あればディル」は、そう簡単には手に入らない。見た目に美味しそう!ディルを入手したら作ります。

    (フェレットおじさんさん / 2012.10.15)

  • いくらがこの時期のものだとは知りませんでした。先日友人が北海道で「つっこごはん」なるものを食べたと教えてくれて、はじめてそれがいくらだということも知りました。ああ、世間知らずな私。でもまだこの世には知らないおいしいものがあるのだと思おう。

    (いとうあさん / 2012.10.16)

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