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6月17日(金) 父の日

「お父さんの好物」

私のなかでお父さんというのは
主役にされることをあまり好まないひと、
というイメージがあるんです。

プレゼントをもらっても
どうしていいやら困ってしまうようで
あげる方としては、プレゼントしがいがない…
なんていうと申し訳ないけれど、うちの父は
みんなが楽しければそれでいい、というタイプなのです。

だからたいがい父の日は
「お父さんはこれ好きだもんね。これも好物だよね!」
と自分たちの好きなものをあれこれ選んで食卓に並べ、
ニコニコと嬉しそうな主役を差しおいて
おいしいごちそうをいっぱい食べてしまいます。

そのなかからちょっと摘んでは
人一倍ビールをグビグビ飲んで上機嫌の父。
でもそんな父でも競って箸をのばす一品がありました。
それは小魚の南蛮漬け。

大きなお皿にたっぷり盛りつけたはずが
ちょっと目を離したすきに半分くらいに減って、
その次に見たらもう付け汁しか残っていなかった、
なんていうのはよくあること。

私は子どもの頃、魚をまるごと食べる南蛮漬けが苦手で
いっしょに漬かった玉ねぎばかりを食べていましたが、
これはやはり大人の味なのかもしれませんね。
というか、酒飲みのいいつまみ!
最近では大好物になってしまいました。

父にこの南蛮漬けを作ってあげたことはないけれど、
せっかくだから今度の父の日には
サプライズで持って行ってあげようかな。

旨い酒の肴が作れるほど成長した娘の姿が
なによりのプレゼントかもしれません。

小あじの南蛮漬け

小あじの南蛮漬け

じっくりと香ばしく揚げるあじは、骨まで食べられます。
甘酸っぱいたれが食欲をそそります。

◎材料(4人分)

小あじ
16尾
ねぎ
10cm
にんじん
5cm
きゅうり
1本
漬け汁
 
1カップ
砂糖
大さじ4
しゅうゆ
大さじ1と1/2
赤唐辛子
2本
 
小麦粉
 
揚げ油
 

◎作り方


あじは頭を左に向けて置き、尾のつけ根から包丁を入れて、刃を前後に動かしながら、ギザギザになっているぜいごを取る。胸びれのつけ根に斜めに刃を入れて頭とはらわたをいっしょに切り落とす。酒大さじ3をふりかけて手でもみ、水けを拭く。


ねぎは長さを半分に切ってせん切りに、にんじんは皮をむいてせん切りにする。きゅうりは斜め薄切りにしてからせん切りに。赤唐辛子はへたと種を除き、漬け汁の材料とともに、ボールなどに合わせておく。


揚げ油を低温に熱し、あじに小麦粉をまぶしつけて入れる。菜箸でゆっくり混ぜながら、10分くらい揚げ、尾びれのつけ根の皮がはがれ、骨が少し見えてきたら取り出して油をきる。


皿にあじを並べ、野菜をのせて、漬け汁をかける。熱いうちはもちろん、冷蔵庫で味をなじませてからでも、おいしくいただける。

[撮影:山田 広幸 料理:瀬尾 幸子 作品提供/オレンジページフォト]

平澤 まりこ

文・平澤 まりこ

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