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4月15日(金) 新玉葱

「玉ねぎの夜明け」

子どものころは生の野菜が苦手でした。
いまと比べものにならないくらい
ニンジンもピーマンも匂いが強くて、
細く細く千切りにしても
サラダなんかに入れられたらもう大変!
それは玉ねぎも同じで、
食卓に並ぶときはなるべく
目を合わせないようにしていました。

ところが、ある日テーブルに置かれたサラダが
私の玉ねぎ観を大きく揺るがしたのです。
なんて大げさにいいましたが、
入っていたものはいたってシンプル。
うすーくスライスした大量の玉ねぎと、
同じくらい大量のわかめ、そして山盛りのかつお節
それだけでした。
そしておもむろに母がそこにかけたのは
いつも見慣れたドレッシングではなく、
しょう油とサラダ油!以上。

イタリアの食堂やカフェでサラダを頼むと
ドレッシングではなく、
オリーブオイルとバルサミコのボトルを
ドーンと持ってきてくれますが、
まさにそんな感じ…。

もちろんまだ子どもの私は
そんなことを知るよしもなく、なんて手抜きなんだ…
と思わなくもなかったのですが、
ひとくち食べてみてびっくり!
甘いのです!玉ねぎなのに。
シンプルな味つけだからこそ、
旬の玉ねぎのおいしさが際だっていたのでしょう。
シャキシャキの食感とわかめのバランスも絶妙。
これが新玉ねぎとの出会い、玉ねぎの夜明けでした。

それから十数年後、このサラダは
1人暮らしをはじめた私の得意料理に。
いまではアレンジを加えることもあるけれど、
この時期になるとまずは食べたくなる
母の味なのです。

新玉ねぎとえびのサラダ

新玉ねぎとえびのサラダ

プリッとしたえびのうまみを、玉ねぎのほどよい辛みが引き立てます。
にんにくのきいたドレッシングで。

◎材料(4人分)

新玉ねぎ
2個
小さじ1/2
むきえび
200g
レモンの輪切り
1枚
にんにく
2~3かけ
サラダ油
大さじ2
ドレッシング用材料
 
レモンの絞り汁
大さじ3
サラダ油
大さじ1
小さじ1/2
こしょう
少々
グリーンカールまたはレタス
少々

◎作り方


玉ねぎは皮をむいて縦半分に切り、しんの部分を取り除いてから縦に薄く切り、ボールに入れて塩をふる。かるく混ぜて10分おき、しんなりとしたら手でもんで、さっと水で洗い、ふきんに包んで水けを絞る。


むきえびは竹串で背わたを取り除く。鍋に湯を煮立ててレモンの輪切りを入れ、えびを入れて20秒ほどゆでる。手早くざるに上げて水けをきり、そのままさます。ドレッシング用材料をボールに入れ、よく混ぜ合わせておく。


にんにくは皮をむいて粗みじんに刻む。フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、にんにくを加えて1分ほど炒め、香りを出す。ドレッシングのボールに、炒めたにんにくを油ごと加え、玉ねぎ、えびを入れてあえる。器にグリーンカールを敷き、玉ねぎとえびをこんもりと盛る。

[撮影:山田 広幸 料理:夏梅 美智子 作品提供/オレンジページフォト]

  • 新玉葱もサクラエビも大好きです。でも生のサクラエビを食べたのは一度だけでもっぱら乾燥です。でも生のサクラエビお腹いっぱい食べてみたいです。

    (籠の豚さん / 2011.4.18)

平澤 まりこ

文・平澤 まりこ

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