8 August 2017

残暑見舞い

八月八日前後、暦の上で「立秋」を過ぎたら、季節の挨拶は「残暑見舞い」。今年は、メールやSNSではなく直筆で書いてみませんか。相手を思い浮かべて書く手書きの文字は、読む人へ「想い」や「気持ち」も届けます。文字に自信がないときは、ペン習字などで美文字を習うのもいいかもしれません。

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気持ちが伝わる手書きの文字 気持ちが伝わる手書きの文字

「書く」と言えばスマホやパソコンで
書くことが当たり前になりつつある今、
改めて手書きの文字への注目が高まっています。
「平成26年度の国語に関する世論調査では、
手書きする習慣を大切にすべきと答えた人は9割以上。
中でも10~30代が、他の年代よりも、
手紙はなるべく手書きで書くようにすべき
という意識が高いことが分かりました。
電子メールやSNSが当たり前の若い世代は、
手書きの機会が少ないので、逆に関心が高いのかもしれません」
と話すのは、書家で美文字研究家の青山浩之さん。
さまざまなメディアや著書で、美しく文字を書くポイントを伝授し、
美文字でつながり合う喜びを広めています。

「手書き文字の魅力は、自分らしさや気持ちを表すことができること。
なぜなら、手書き文字は人それぞれの感覚や指の動作から生まれるからです。
文字を書く動きの緩急や筆圧が、線の表情に表れ、文字の佇まいとなります。
お礼状など、かしこまった気持ちを伝えるものは、それにふさわしい
丁寧な佇まいの美文字で書いたほうが相手に届きますよね」
でも、思いを込めて丁寧にゆっくり書いても、
書いた文字が雑に見えたり、幼稚に見えたりしてしまう、
という、お悩みを抱える人も少なくありません。
「それを解決するには、文字が丁寧に見えるコツを知って書くこと。
ポイントを押さえれば、確実に、手書き文字の姿が変わります」
そこで今回は、誰でも必ず美文字が書ける、
そのポイントを教えてもらいました。

美文字レッスン 3か条 美文字レッスン 3か条

1.書き文字の乱れは「脳内文字」の崩れ 1.書き文字の乱れは「脳内文字」の崩れ

丁寧に書こうとしているのに、
文字がどうも乱れて見える。
まずは、その原因を教えてもらいます。
「それは『脳内文字』が崩れているからなんです」

脳内文字、とは頭の中に記憶されている文字の形のこと。
「子どもの頃、お手本を見ながら練習して習得した文字の形が
みなさんのはじめの脳内文字です。
しかし、普段から慌てて雑に書いたり、
自己流の文字を書いたりするうちに、その形が
お手本を見てインプットした脳内文字に上書きされてしまうのです。
ですから、だんだんに崩れてしまった脳内文字をリセットすることが、
美文字を習得する上で大事なことなのです」

それではどのように脳内文字をリセットすればよいのでしょうか?
「日々目にしている自分の書き文字を改善することです。
自分の書き文字を意識して整えていくことで、
脳内文字を上書きすることもできるのです」

2.「ピタ、カク、ピト」で書く動作を丁寧に 2.「ピタ、カク、ピト」で書く動作を丁寧に

自分の書き文字を改善し、脳内文字をリセットするには、
お手本をひたすらなぞって脳に染み込ませる、という方法もあります。
しかし、忙しい日々の中で、美文字の練習をする時間をとるのは、
なかなか難しく、時間もかかります。そこで、青山さんが
「まず、これを守ればまずは格段に文字の印象が変わる」と
提唱している美文字メソッドのひとつが「ピタ、カク、ピト」です。

「止めるべき線をピタッと止め、角をきちっとカクっと折り、
線と線が接するところはちゃんとピトっとくっ付ける。
これらは文字を書く上での基本的な動きのルールなんです。
これがなっていないということは、
文字を書く基本的な『動作』ができていないということ。
そういう書きクセの人は、
たとえゆっくり書いたとしても丁寧な文字に見えず、
読む人に良い印象を与えません」
逆に言えば、この「ピタ、カク、ピト」を守るだけで、
書き文字の印象、文字の佇まいがガラリと変わるというわけです。

3.「スキマ均等法」で文字のバランスを整える 3.「スキマ均等法」で文字のバランスを整える

さらに、青山さんが提唱する最大の美文字メソッドが
「スキマ均等法」です。
読みにくいな、乱れているな、という印象の文字は、
文字の中にできるスキマのバランスが崩れているといいます。
それを正すために行うのがスキマ均等法です。

「私たちは、書かれた線を見て
文字を読んでいると思いがちですが、実は目は、
線によって仕切られたスキマも一緒に見ているのです。
ですから、文字のスキマを整えることで、
読みやすく字形の整った文字に見えるようになります」
例えば「ごんべん」は、点、横画、「口」の間にできるスキマを
すべて均等にすることで、美しく見えます。

「他のもっと複雑な文字も一緒です。ポイントは、
隣り合うスキマ、あるいは向かい合うスキマを均等にすること。
スキマ均等を意識して文字を書くだけで、
自分のクセが改善されて、脳内文字がリセットできます」

美しく文字を書く豊かな時間を持つ 美しく文字を書く豊かな時間を持つ

さあ、改めて自分の書き文字を見てみると、
どこを改善すればいいのか、見えてきませんか?
「丁寧に書くということは、ただゆっくり書くことではありません。
誰が見ても読みやすい丁寧な姿に見えるための、
文字のポイントをきちんと理解して書くことなのです」
そういう意識と知識があれば、急いでいる時の走り書きと、
感謝を伝えるお礼状と、TPOに合わせて書き分けることもできます。
自分自身の書き文字を改善しながら、美文字を習得したら、
さらに筆記用具で書き文字に表情をつけることもできます。

「例えば、お礼状を書く時にはやっぱり万年筆がおすすめです。
書く動作=筆圧やリズムがインクの濃淡にあらわれるので、
より一層、気持ちを伝えることができると思います」
美文字を書くということは、ただ文字をきれいに書くことだけでなく、
文字を書くという時間や体験を、豊かにすること。
それが青山先生の願いであり、「美文字レッスン」が目指すものなのです。

青山浩之 HIROYUKI AOYAMA

書家。美文字研究家として、さまざまなメディアで、美文字の普及に努めている。また、横浜国立大学教育学部教授として、書道教育の研究や教育者の育成に取り組んでいる。主な著書に『青山浩之 美文字の鉄則』(日経BP)『美文字を自在に 筆ペン練習帳』(NHK出版)『万年筆で極める美文字』(実務教育出版)などがある。

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「セーラー万年筆&ボールペンセット」

文字を書く時の意識が変わったら、
使う文房具にもこだわりたいもの。

「上で述べたように、万年筆は表情が出やすいので、
気持ちを伝えるお礼状などにおすすめですし、
一方でボールペンは表情が一定になるので、
事務的な文字に適しています。
それぞれに特徴があるので、書く道具を使い分けながら、
TPOに応じた文字の書き分けに挑戦してみてください」
と、今回お話ししてくれた青山さん愛用のブランド「セーラー」より、
初めての人にも使いやすい中字の万年筆と、
ボールペンをセットでプレゼントします。
ぜひご応募ください!

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