10 October 2016

秋の夜長

十月恒例の「読書週間」。そもそも「読書の秋」という言葉のルーツは古代中国の詩にあるといわれます。昔から本が恋しくなる季節だったようです。科学的に見ても、18度前後という気温は集中力が高まりやすく、読書に向いているのだとか。涼しい夜風に吹かれて、さぁ、何を読みましょうか?

金麦スタイル 毎日を、もっと楽しく、心地よく。

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特集 読書で愉しむ秋の夜長

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一日の終わりにゆったりと本を読む

秋の訪れとともに、日が暮れるのが早くなり
夜の時間が長くなってきました。
年末がちらちら見え隠れし始めるこの時期、
「秋の夜長」は忙しさの前のつかの間のゆったり時間です。

東京・池袋にある「BOOK AND BED TOKYO」は、
まさにそんなゆったり時間を過ごすのにうってつけの
「本を読みながら眠りに落ちることのできる宿泊施設」です。

メインスペースは大きな本棚のあるリビングのようなロビースペース。
ゴロリと横になれるくらい大きなソファがあります。
実はこの本棚の後ろがゲストのプライベートスペース。
コンパクトなベッドスペースが本棚の後ろに並びます。
ゲストはこのプライベートとパブリックが混在している不思議な空間で
思い思いに本と一緒に過ごせるようになっています。

ゲストがくつろいで読書を愉しむためにどんなふうに空間を演出しているのか、
また、どんな本を取りそろえているのかを探りながら、
広報の力丸聡さんと、支配人の長谷部夏子さんに、
私たちの秋の夜長を心地よく本と過ごすヒントを教えてもらいます。

秋の夜長を愉しむ3か条

1.照明でくつろぎを演出する

BOOK AND BED TOKYOに来るのは、国内外の旅行者はもちろん、
本をじっくり読みたい、あるいは、
慌ただしい日常をリセットしてゆったり過ごしたい
というビジネスマンや主婦も少なくないそう。
「だから、内装はあたたかみ、気楽さがテーマ。
友達の家で過ごしているときの居心地よさってあるじゃないですか。
そういう空間づくりにこだわりました」(力丸さん)

不思議な居心地のよさは、照明の効果もあります。
使っているのは黄色みの強い電球。
けっして蛍光灯のように明るくはないですが、本を読むには十分。
また、調光できる照明器具なので、明るさも調整しているんだとか。
「昼は外からの光もありますし、照明も明るめに、
夜はゲストが何をしているか——本を読んでいる人が多いか、
そろそろ眠りに落ちそうな人が多いか——などを見ながら、
明るさを調整しています」(長谷部さん)
くつろぎの読書空間はあたたかみのある光の色とシーンを演出できる明度。

ちなみに、ある眠りの研究によると
良い眠りのためにはこういった光の調整が大事なんだとか。
普段は明るいシーリングライトや蛍光灯を使っている人も、
灯りの色を変えたり、間接照明を使ったり、
光をうまく使いながら、本を片手に秋の夜長を愉しむことで、
眠りの前の心地よい時間を過ごせるはずです。

2.静寂の間を埋める音楽を

本を読む場所、代表的なものは図書館ですが、
そういった場所はたいていシーンと静寂に包まれています。
確かに集中できるけれど、ちょっと緊張してしまうもの。
BOOK AND BED TOKYOでは、その「緊張感を伴う静寂」をうめるために、
BGMを流しています。

「だいたい60~90分くらいの長さにミックスされたものをかけています。
音楽のジャンルそのものは、90年代のブレイクビートというものなんですが、
これはリズムが淡々と一定で、
ボーカルやメロディがそんなに主張するわけでもなく、
いわば『聞き流せる』音楽だと思ったからなんですね。
実際これを聞いてると、すごく眠くなります(笑)」(力丸さん)

なにか音楽を小さく流しておくほうが、気持ちをリラックスできるもの。
とはいえ、たしかにサビですごく盛り上がる音楽や、
歌声が主張するものだと、意識がそちらに向いてしまって、
読書には向かないのかもしれません。
好きなミュージシャン、好きな楽曲で気分転換したり
元気を得たりするのとは別に、
自分がリラックスできるサウンド、というものも見つけておくとよいですね。

3.おすすめは眺める本や短編集

そして、秋の夜長の寝る前の一冊におすすめの本は?
という質問で挙げてくださったのがこの2冊。

『カレーライスアンソロジー』(パルコ出版)は、いろいろな作家の
カレーにまつわる文章がまとめられている短編集です。
一つ一つの文章が短いので、
眠くなったらキリのいいところで本を閉じられるのが魅力。
「食べ物関係の本を寝る前に読むと、
明日何食べようかなと想像したりしますよね。そんなふうに読書が
次の日の行動につながり得るのが面白いと思います」(力丸さん)

もう一冊の『アライバル』(河出書房新社)は、漫画のような絵本のような、
だけどストーリーを説明する文字が一切ありません。
「読む人によって、あるいは読む時の精神状態や、
もしかしたら時間帯によって、いろいろなストーリーで読み解けます。
寝る前にただ眺めながらパラパラめくるのもおすすめです」(長谷部さん)
短編集やヴィジュアル本は、確かに寝る前にはよさそう。

これらおすすめを手に取るもよし、他にも、
気になっているコトでも、好きな物語でも、
どんな本でも手に取れば、秋の夜長のお供をしてくれるはずです。

最後に逆説的な面白いお話も。
「読書するつもりで本を手にしても、
結局、読まなくてもいいのかもしれません。
手元にお気に入りの本や気になっている本があって、
それをひざの上においたまま、ページをめくることなく、
ただくつろいで過ごすというのも
秋の夜長の読書としてはアリだと思いますよ」(力丸さん)
好きなものと一緒にくつろぎの時間を過ごすのが、
秋の夜長の愉しみ方。
光や音楽でほんのちょっといつもとは違う空間を演出したら、
肩肘張らずに「読書」を愉しみましょう。
読み終わらなくてもいいんです。
気になっている本、お気に入りの本を手に取ったら、
それはもう「読書」の始まりなのです。
そして傍には金麦〈琥珀のくつろぎ〉を用意して
寝る前のひとときを愉しんでください。

読み終わることにとらわれずに

力丸聡/長谷部夏子 SO RIKIMARU/NATSUKO HASEBE

力丸さんは、BOOK AND BED TOKYOを運営するR-STOREの広報部・新規事業部長。この秋にはBOOK AND BED TOKYO京都店もオープン。長谷部さんはこの夏からBOOK AND BED TOKYOの支配人に。日々、国内外の様々なお客様を迎えている。

BOOK AND BED TOKYO

「泊まれる本屋」をコンセプトに作られたホステル※。けっして広くないビルのワンフロアに、書棚、ベッドスペース、ロビーが設けられ、「本を読みながら寝る」という至福の時間を体験できる。実に「寝るだけ」のプライベートスペースが30床設けられており、押し入れの隠れ家のようなプライベートスペースの他には、ゴロゴロできる大きなソファのあるロビーで好きなように本と一緒に過ごせる。本のラインナップは絵本からマンガ、小説や写真集、食や旅の本など、ジャンルもタイプも多岐にわたる。※本は販売していません。

温もりのある灯りjiwari-moonlight

温もりのあるリラックス空間を演出してくれる灯り。
部屋全体の灯りとは別に、手元でオンオフはもちろん、
調光もできる間接照明が、秋の夜長にはぴったりです。

シンプルで温もりのある天然木の家具を
作っている広松木工。
この照明は灯り専門のメーカー進藤電機設計との
コラボレーションで生まれた、
木に触れて調光するLED間接照明です。
木製パネルに触れると灯りがつき、すっと左から右へなでると明るくなり、
逆になでると光が弱まります。
しっかりと活字を読みたいときは明るめに、
何となく本を眺めながら眠りにつきたいときは薄暗く、
秋の夜長の読書のお供にぴったりです。
ぜひご応募ください!

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